護符と呪文の秘密: アミュレット、タリスマン、チャームの不思議 (アルケミスト双書) これがチャームやアミュレットやタリスマンと言われるもののはじまりだ。
魔法がやどる聖なるもの
人類は自然を恐れうやまい、自然を操る人智を超える力と交流をもとうとした。
神々や精霊の力が宿る不思議なものを集め、身に着け、幸運を呼び込もうとしたり、魔物から身を守ろうとした。
これがチャームやアミュレットやタリスマンと言われるもののはじまりだ。
言葉の力のエッセンスを織り込んだ呪文も、また同じ機能を持つ。
本書では、シンプルなチャームやアミュレットから、儀式魔術でも使える複雑な構造を持つタリスマンの設計のしかたまで、西洋の魔術の神髄を伝える。
【もくじ】
はじめに
魔術の起源
古代の魔術
中世の魔術
迷信と予兆
魔術のはたらく仕組み
魔術は危険?
植物を使う魔術
動物魔術
チャーム(幸運のお守り)
チャームを作る
言葉のチャーム
シンボルの力
アミュレット(魔除け)
古代のアミュレット
生殖と繁殖の能力
タリスマン
タリスマンを設計する
タリスマンに不可欠な要素
タリスマンを創る
シジルとバインドルーン
ことわざ、格言
神々へ向けたつぶやき
まじないとしての編み・織り
瞑想
夢
第六感と占い
目に見えないものと出会う
魔術の宇宙~コスモス~
魔術やまじないの用語集
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マリアン・グリーン
魔法、魔術、西洋神秘学の作家。
『ナチュラル・マジック』(河出書房新社)、『やさしい魔女』(国書刊行会)など、
多数の著作が日本でも翻訳されている。
駒田曜(こまだ・よう)
訳書に『古代マヤの暦』、『影の不思議』、『ことわざ・格言・箴言』(いずれも創元社
「アルケミスト双書」)。