魅惑の京都ふしぎ旅!文庫『にゃんずトラベラー かわいい猫には旅をさせよ』—石田祥最新書き下ろし小説。子猫・茶々が伏見稲荷で白狐に導かれ40年前へタイムスリップ、猫仲間と人間が織りなす時空を超えた心温まる冒険譚

『にゃんずトラベラー かわいい猫には旅をさせよ』は、2024年12月6日に実業之日本社から刊行された石田祥氏の最新書き下ろし小説です。​
A6判の文庫サイズ・272ページ、税込825円で発売中。​
ISBNは978‑4‑408‑55919‑3。​

著者プロフィール

著者の石田祥氏は1975年京都府生まれ。高校卒業後に金融会社、通信会社勤務を経て小説を執筆し始め、2014年『トマトの先生』で第9回日本ラブストーリー大賞を受賞しデビューしました。​
その後『猫を処方いたします。』は第11回京都本大賞、第13回うつのみや大賞文庫部門を受賞するヒット作に。​

あらすじ

子猫の茶々は、飼い主・千代が海外出張中の間、両親の実家である京都伏見のいなり寿司屋「招きネコ屋」に預けられます。​
先住猫の影丸と伏見稲荷の千本鳥居を散歩中、白い光をまとった狐の姿を追いかけた茶々は、気づけば40年前の京都へタイムスリップしていました。​
そこでは同じように時空を超えた猫仲間や、温かい人々との交流が待ち受け、時代を超えた友情と成長が描かれます。​

主な魅力

  • 笑いと癒しあふれるファンタジー:子猫視点で綴られる軽快な語り口が心地よく、思わずくすりと笑えるエピソードが満載です。​
  • 京都伏見の名所描写:千本鳥居や古い町家、いなり寿司屋といった風景がリアルに蘇り、旅行気分を満喫できます。​
  • ノスタルジックなタイムトラベル要素:現代と昭和の京都を行き交う中で、郷愁と冒険心が交錯するドラマティックな展開。​
  • 愛らしいキャラクターたち:好奇心旺盛な茶々、頼れる先住猫・影丸、人間の千代や店主夫妻など、魅力的な登場人物が彩りを添えます。​

おすすめポイント

  • 手軽な文庫判で通勤・通学や就寝前のひとときに最適です。​
  • 猫好きはもちろん、ファンタジーや京都旅が好きな読者にも響く一冊。​
  • 笑いと感動のバランスが秀逸で、老若男女問わず楽しめるストーリー構成。​

ゆるくて可愛い子猫のふしぎ旅を通じ、時を超えた絆と冒険の大切さを再確認させてくれる本作。茶々と一緒に、あなただけの京都へ出かけてみませんか?