人を意のままに動かす魔術(使い魔)悪魔を使うというのは危険なことです。ですが、そこから得る物は多大なものです。

人を意のままに動かすような呪術を伝授いたします。
理由はともかく自分の思い通りに事を運ぶための呪術を ここであなたに授けます。
この呪術は、呪術というよりも魔術に近いものですが、 使い魔を使って自分の願望をかなえようというものです。

用意するもの:

ドクロ
ただし、本物のドクロを用意するのは難しいかもしれませんので 他のもので代用します。
たとえば、人体模型などの頭蓋骨の部分をくり抜いて 自分が被ることができるようにしうるとか、あるいは、厚紙などを使ってドクロの仮面を作るなどです。
この場合でも、お面のように前だけでなく完全に被る形にしてください。
そしてこのドクロの目から外が見えるようにしてください。

方法:

具体的な方法はごく簡単です。
しかしこれを実行する力を得るのが多少難しいかもしれません。
そのために、この呪術を行う数日前からあなたの魔力を高めるために、 肉類や魚類を口にすることを避けてください。
肉や魚などの動物性のものは、魔力を弱めるものだからです。
できれば、直前の数日間は完全に断食することが望ましいのです。
そして、あなたの魔力の高まったところで、深夜教会の裏に行きます。
教会というのは、表側には神がそして裏には悪魔が集まるものです。
そこで、用意していた「ドクロの面」を被りその面の目から周りを見ます。
このとき、あなたの魔力が十分に高まっていれば使い魔の姿が見えます。
使い魔は「大きな男」の姿をしているのが普通ですが、その他にも いろいろな姿をしています。「鳥」だったりあるいは「動物」だったり。
もしも、使い魔の姿が見えなくても大丈夫です。
見えない場合には、視覚化という方法があります。
実際にそこに使い魔がいることをイメージするのです。
イメージする場合には、「大男の姿」をイメージするのが良いでしょう。
そこで、その使い魔に「おまえを我が使い魔として採用する」と言うのです。
そして、使い魔にあなたの願いを言うのです。
これで、その使い魔があなたの願いをかなえるべく動くことでしょう。

注意:

使い魔にたいしてあなたは支配者であると言うことを忘れないこと。
お願いをするのではなく、命令をするのです。
そして、使い魔を使うときには必ず「ドクロの面」をすること。
これをしないと、言う事を聞いてくれないばかりでなく最悪の場合には、 その使い魔に取り憑かれてしまうこともあります。
そしてもうひとつ、使い魔を使うのは3回程度にしてください。
それ以上使うことはかなり危険です。
3回程度使ったら、使い魔を解雇してください。
解雇する場合には、ドクロの面を被ったままその使い魔にこう告げるのです。
「おまえを我が使い魔より解雇する」たったこれだけです。
そして、使い終わった「ドクロの面」は炎で燃やしてしまいましょう。
もっとたくさんの願いを叶えたいのなら、新しい使い魔を採用しましょう。
使い魔と言えども「悪魔」なのです。もちろん低級な悪魔ですが。
ですから、大きな願いを叶えることは時間がかかるかもしれません。
また、あなたの魔力が強くなれば高級な使い魔を得る事も出来ます。
悪魔を使うというのは危険なことです。ですが、そこから得る物は多大なものです。