「平和な」美しいエルフの国で白エルフからの虐殺にあったダークエルフ族氏族長、ディネルース。復讐の女王、戦火を呼ぶ――ダークエルフ旅団長ディネルース、オーク連合で始動する反撃の狼煙!【ノヴァコミックス】
『オルクセン王国史』第4巻は、「銃と魔法」の世界でダークエルフ族の生き残りディネルースが、オーク連合国家の王・グスタフに仕えながら復讐への道を歩み始める重厚な戦記ファンタジーです。単行本はノヴァコミックスから2024年5月24日に刊行され、イラストは野上武志氏、漫画は樽見京一郎氏が手がけています。第4巻ではアンファングリア旅団長となったディネルースがついにエルフへの激しい反撃を計画し、戦闘描写と政治駆け引きがさらに加速。復讐の炎と新たな同盟の狭間で揺れるキャラクターたちの葛藤が、シリーズ屈指の緊張感を生み出します。
『オルクセン王国史~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~』第4巻は、2024年5月24日発売の最新刊です。函入りのB6判、定価792円(税込)で、電子版はAmazon Kindleにて776円で配信中。作者・樽見京一郎氏と作画・野上武志氏のタッグが描く、全4巻完結予定のコミカライズプロジェクトの第4弾です。
ストーリー
アンファングリア旅団長としてオルクセン国軍を率いるディネルースは、ダークエルフ虐殺の仇を討つため、密かに反撃の策を練り始めます。王・グスタフとの強固な主従関係の裏で、彼女はかつての故郷エルフ領への潜入作戦を画策。魔種族多国籍軍の戦力を結集し、「平和の仮面」をかぶる白エルフたちに対し、一撃必殺の奇襲を敢行します。巻末では、連合軍側の内部抗争と諜報戦も描かれ、戦況は複雑さを増していきます。
見どころ
- 復讐劇の再構築
第1~3巻までの成り行きを踏まえ、ディネルースの復讐心がいよいよ具体的な行動へ移される瞬間を見逃せません。 - 戦略×魔法の大規模戦闘
オーク軍の重戦士からダークエルフの魔術師まで、多彩な戦力が入り乱れる大戦闘シーンはシリーズ最多ページ数で展開されます。 - 政治と裏切りの駆け引き
グスタフ王の命令とディネルースの秘密計画が交錯し、王国内部の権力闘争が緻密に描写されるパートは必読です。
キャラクター
- ディネルース:ダークエルフ族氏族長であり、オルクセン国軍アンファングリア旅団長。冷徹な復讐者から次第に王の右腕へと変貌を遂げる。
- グスタフ:オーク連合国家の王。粗暴に見えて実は計算高い策略家で、ディネルースを「最強の駒」として高く評価している。
- 補助キャラたち:獣人部隊の長や魔術師団の幹部など、多種族からなるオルクセン軍の個性豊かな将校たちが物語を彩る。
こんな方におすすめ
- シリーズ初期から追いかけてきたファン:待望の反撃シーンとドラマティックな展開を堪能できます。
- 重厚な戦記ファンタジー好き:銃火器と魔法が共存する異世界戦争譚を読みたい方に最適です。
- ドラマ×ブロマンス要素を求める読者:主従や忠誠心、仲間との絆が交錯するヒューマンドラマが魅力です。