【日本史がマンガでわかる!】 『だれなに?日本史 ~伊能忠敬~』。小学生から大人まで楽しめる、歴史の偉人の物語。日本地図を初めて作った伊能忠敬の、驚きの人生と偉業を、イラストや写真を交えてわかりやすく解説。歴史の面白さに気づく一冊です。
「日本地図って、どうやってできたんだろう?」
皆さんが今、当たり前に使っている日本地図。 でも、それがたった一人の人物の、途方もない努力によって作られたことを知っていますか?
この本『だれなに?日本史 Vol.13 ~伊能忠敬~』は、江戸時代に生きた偉人、伊能忠敬(いのうただたか)の波乱万丈な人生と、日本地図を完成させるまでの壮大な物語を、小学生にもわかりやすく、そして楽しく解説する歴史学習まんがです。
伊能忠敬の、知られざる「すごい!」人生
「日本地図を作った人」として教科書に載っている伊能忠敬。でも、彼はもともと、地図を作る人ではありませんでした。
- 50歳で新しい挑戦: 彼は、50歳という年齢で、それまで成功を収めてきた家業を息子に譲り、天文学や地理学の勉強を始めます。
- 挫折を乗り越える: 厳しい師匠のもと、何度も失敗を繰り返しながら、彼は諦めない心を学びます。
- 驚きの旅: そして、日本の海岸線を自らの足で歩いて、測量する果てしない旅に出ます。その距離は、なんと地球を一周する距離に匹敵すると言われています。
なぜ、彼はそんな大変な旅を続けられたのか? その答えは、彼の「知りたい!」という純粋な探求心と、「人の役に立ちたい」という強い想いにありました。
楽しみながら、自然と歴史が身につく工夫
この本は、単なる歴史の解説書ではありません。
- 迫力のまんが: 伊能忠敬の人生を臨場感あふれるまんがで描いています。彼の感情や、旅の苦労が手に取るようにわかります。
- 豊富な写真とイラスト: 登場人物や当時の風俗、測量器具などをイラストで詳しく解説。さらに、現代に残るゆかりの地の写真も豊富に掲載しています。
- 「だれなに?クイズ」: 本の最後には、学んだ知識を定着させるためのクイズを掲載。クイズに挑戦しながら、楽しく復習できます。
- 「伊能忠敬が旅した場所」地図: 彼が歩いた道のりを、現代の地図と照らし合わせながら確認できます。
なぜ、今、この本を読むべきなのか?
この本は、歴史の知識を学ぶだけでなく、生きる上で大切なことを教えてくれます。
- 夢を持つこと: 年齢に関係なく、新しいことに挑戦する勇気を持つことの大切さ。
- 努力すること: どんなに困難なことでも、コツコツと努力を続けることの尊さ。
- 好奇心を持つこと: 「なぜ?」という好奇心が、新しい発見や、人生の大きな転機になること。
『だれなに?日本史 Vol.13 ~伊能忠敬~』は、お子様の歴史への興味を引き出すのはもちろん、大人が読んでも感動と学びがある、心温まる一冊です。
さあ、あなたもこの本を手に、伊能忠敬と共に、壮大な日本の旅に出てみませんか?