医師にして名探偵──橋本環奈演じる天才ドクター・天久鷹央が、部下の三浦翔平演じる内科医・小鳥遊優とバディを組み、医療知識と鋭い洞察力で超常現象から難病まで“診断”で解き明かす新感覚医療ミステリー、『天久鷹央の推理カルテ』。
『天久鷹央の推理カルテ』は、シリーズ累計360万部を突破した知念実希人氏の大人気小説を原作に、テレビ朝日系で2025年4月22日から火曜21時枠で放送中のドラマです。主演の橋本環奈は、同局連続ドラマ初主演にして、驚異の診断能力を持つ統括診断部医師・天久鷹央役に挑戦しています。バディを組む新赴任の内科医・小鳥遊優役には三浦翔平が抜擢され、“医療版シャーロック・ホームズ”コンビとして話題を呼んでいます。
物語の設定と特徴
医療×ミステリーの融合
天医会総合病院に設置された「統括診断部」は、各科で診断困難とされた患者の症例を集める特殊部門です。そこで天久鷹央(橋本環奈)は、常識では説明できない症状や事件を、「病気」に見立てて徹底的に“診断”し、真の原因を暴き出します。
個性豊かなバディとチーム
- 天久鷹央(橋本環奈)
副院長でもある統括診断部の“異色”部長。無邪気かつぞんざいな言動で周囲を翻弄しつつ、天才的な知識と洞察力を発揮します。 - 小鳥遊優(三浦翔平)
元外科医の内科医として新赴任。鷹央の言動に振り回されながらも、その能力に次第に惹かれていきます。 - ほかチームメンバー
精神科部長・墨田淳子(凰稀かなめ)、研修医・鴻ノ池舞(畑芽育)、事務長・天久真鶴(佐々木希)ら、個性豊かなキャラクターが物語を盛り上げます。
ストーリー例:第2話より
「水神様が私を殺そうとしている!」と錯乱する精神科患者・水原真樹を診断した鷹央は、無数の手形が浮かぶ奇怪な症状に興味を示します。精神科部長の妨害を受けつつも、患者の母・真知子(斉藤由貴)への聞き取りから、“水神様”の伝承と儀式中断が症状の引き金になっていたことを突き止め、超常現象の“謎”を解明しました。
制作背景と放送情報
- 原作:知念実希人『天久鷹央の推理カルテ』シリーズ(ストレートエッジ刊)。
- 放送:テレビ朝日系 毎週火曜21:00~21:54(初回30分拡大)。
- 演出・脚本:複数監督・執筆陣によるチーム体制。
- 主題歌:Da-iCE「Black and White」。
見どころと魅力
- 斬新な「診断」プロセス:医学的知識をベースにした推理は、一般的なミステリーとは一線を画します。
- 橋本環奈の新境地:軽妙なコミカルさと、緻密な演技力を両立させた“天才ドクター”役が好評。
- バディドラマの定番と新しさ:頼れる先輩と振り回される後輩という構図を活かしつつ、医療現場という舞台設定がフレッシュです。
- 実際の症例とフィクションの融合:原作者が医師でもあるため、リアリティある症例描写が視聴者の興味を引きつけます。
医療の現場で起こる“謎”を鋭く切り裂く、新感覚の本格ミステリー。天才ドクター・天久鷹央と小鳥遊優のバディが紡ぎ出す、痛快かつ切ないドラマをぜひお楽しみください。