【ホラー×コメディの傑作】見える子ちゃん|突然“ヤバすぎる霊”が見えるようになった女子高生のサバイバル!|選んだ生き残り術は「全力スルー」!?|親友の危機を前に、見えてないフリでどこまでいける?新感覚ホラーコメディ!
見えてるのに、見ないフリ。JKの日常が、最恐ホラーサバイバルに!
あなたのすぐ隣に、悍ましい姿の霊が立っているとしたら?そして、あなたにだけそれが見えているとしたら?
『見える子ちゃん』は、女子高生・みこが、ある日突然、この世ならざるもの、“ヤバすぎる霊”がはっきりと見える体質になってしまったことから始まる、新感覚ホラーコメディです。
ヤバすぎる霊に囲まれながらも、普通の日常を失いたくないみこが選んだ生き残り術は、まさかの「全力スルー」。霊を認識した途端、彼女の日常は極限のサバイバルゲームへと変貌します。
絶叫したいけど、できない!みこの究極の選択
みこの周囲に現れる霊たちは、恐ろしく、グロテスクで、見る者のSAN値を削り取るような姿ばかり。しかし、霊に「見えている」ことがバレてしまうと、何をされるか分からない――みこはそう直感します。
彼女のサバイバル戦略は、シンプルにして究極の難易度。それは、「どんなにヤバい霊が目の前にいても、絶対に目を合わせず、会話も無視し、心の中で絶叫しながら、ただひたすらに見えてないフリを貫き通す」こと。
- 授業中:先生の背後に、巨大で異形な霊が。みこはひたすら黒板を見つめる。
- 通学路:道いっぱいにグロテスクな霊の行列が。みこはスマホを見つめ、早歩きで通り抜ける。
周囲の人間には見えないからこそ、みこの「見えてないフリ」の演技は、プロ級の熱演が求められます。この、「ホラーなのに、全力でコメディ」という絶妙なバランスこそが、本作が多くの読者を惹きつける最大の魅力です。
危機迫る親友と、バレそうでバレない秘密
みこの日常は、親友のハナの存在によってさらに複雑になります。ハナは、その天真爛漫で明るい性格と、なぜか霊に好かれてしまう体質(霊を引き寄せる)を持っています。
みこにとって最悪なのは、ハナに次々と悍ましい霊が憑いていくこと。ハナ自身は何も気づかず、日々笑顔を振りまいていますが、みこから見れば、それは命の危険が迫っている状態です。
見えてないフリを続けながら、ハナの身に迫る危機をどう回避するのか?霊に気づかれずに、ハナを守るためのギリギリの策を講じるみこの姿は、読む者をハラハラさせます。
また、同じく霊感が強い(が、みこほどはっきりは見えない)同級生のユリアの登場により、みこの秘密がバレる危機も増大。みこの鉄壁の「スルー術」は、どこまで通用するのでしょうか?
ホラー好きも、コメディ好きも唸る傑作
本作は、純粋なホラーとしての「怖さ」と、みこの必死すぎる行動から生まれる「笑い」が完璧に融合した稀有な作品です。
ホラーなのに笑える。笑えるのに背筋が凍る。
このジェットコースターのような感覚こそが、『見える子ちゃん』の醍醐味です。みこがこの過酷な運命を乗り越え、普通の日常を取り戻せるのか、そしてハナの命は守られるのか――。
見えてないフリという究極のサバイバル術で生きる女子高生の運命を、ぜひ見届けてください。