【REBEL3199 第四章】ヤマトよ永遠に—水色の乙女の真実!古代と17歳サーシャのありえない再会!雪の秘めた覚悟とデスラーとの再会!運命の反逆が加速する壮大な叙事詩を徹底レビュー!

💧🚀 時空を超えた再会と別離の覚悟—『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第四章 水色の乙女』

宇宙戦艦ヤマトの新たなる旅路を描く『ヤマトよ永遠に REBEL3199』。その物語が深く、そして激しく転換していくのが、この第四章「水色の乙女」です。Blu-ray第4巻として発売される本作は、「失われた者たちとの再会」と「それぞれの決意」が交錯する、感情豊かなドラマが核となります。

🌌 17歳のサーシャが古代を待つ星

デザリアムの侵攻から逃れ、ガミラスの新たな故郷・ガルマン星にたどり着いた宇宙戦艦ヤマトを待っていたのは、驚くべき光景でした。かつて2歳でさらわれた古代進の姪、サーシャ・イスカンダルが、時空の狭間を越え、17歳へと成長した姿で古代を迎えるのです。

【私の感想・魅力ポイント!】 古代とサーシャの再会シーンは、まさにこの章のクライマックスです。ありえない時間差での再会に戸惑いながらも、亡き兄とスターシャの面影を持つサーシャとの交流を通して、自責の念に苦しむ古代の心が少しずつ癒やされ、次なる戦いへの活力を取り戻していく過程が感動的に描かれています。特に、「私を信じてくれてありがとう」と涙するサーシャの姿に、強く感情移入させられました。

🤝 戦友との再会、そして雪の秘めたる覚悟

この章では、ガルマン星でデスラー総統とも再会を果たします。幾多の修羅場を潜り抜けてきた古代とデスラーの間に流れる、戦友としての複雑な信頼関係に基づく会話は、旧作ファンにとっても胸が熱くなる瞬間です。

一方で、地球では、敵士官アルフォンの隣にドレスに身を包んだ森雪の姿が。彼女が敵側にいる理由、その胸に秘めた覚悟とは何なのか。愛する古代との別離の試練の中で、雪が選んだ道が、物語に新たな緊張感をもたらします。

また、旧作では「ヤマトよ永遠に」と「ヤマトIII」の要素がハイブリッドされ、ボラー連邦に従うバース星のラジェンドラ艦隊との戦闘など、スケールの大きな紛争が勃発。ヤマトは、惑星破壊ミサイルが迫るガルマン星を救うべく、熾烈な戦いに巻き込まれていきます。

『ヤマトよ永遠に REBEL3199』は、壮大な戦闘スペクタクルに加え、「愛」「別離」「使命」といった普遍的なテーマを深く掘り下げ、登場人物全員が意志を持って行動する人間ドラマがますます充実しています。この第4巻で、物語はいよいよ核心へと加速します。